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イシガキダイ&イシダイ

公開日: : お魚料理

磯釣りの世界で石物と呼ばれるイシダイ、イシガキダイは特別な存在です。

自分は四才の時に釣ったイシダイ(9cm5mm)の魚拓をいまだに保管しています。

イシダイです。サンバソウなんて名前の魚は図鑑には載っていません。

イシダイって、私が子供の頃は高級魚の代表みたいな魚で、ほとんど食べた記憶がないです。

大人になって何度か食べて、やっぱりおいしい魚やなと思って、鶴橋市場で南紀の突き漁のイシダイを奮発して買って、自分で捌いて食べた時、これはとんでもないと思いました。イシダイ凄すぎるってなりました。

突きの魚が旨いってのは、やっぱり即死させてるからなんですかね?あと、いい魚を目で見て選んで突いてるから?

とりあえず、血抜きだの神経締めだの、普段あーだこーだ言ってるのがバカらしくなりました。

で、ここ最近はおいしい活けのイシダイ&イシガキダイを志摩から送っていただいております。大感謝。

このマハタと一緒に送ってもらったイシダイも、クソでかいヒラソウダと送ってもらったイシガキダイもめちゃうまかった。

まぁ大体刺身とあら炊きで食べますね。それ以外はやった事ないかも。

で、つい最近送ってもらったイシガキダイが、ちょっとヤバすぎた。

エグい脂乗り!!!!!

なんなんですかねこれは…

突きのイシダイの旨さとはまたちょっと種類が違う、石物ってこんなんなん?って驚きを与えてくれました。

この刺身みて!!

エンガワとか危なすぎます。

そして2日、3日、4日と日を追うごとに旨くなっていく。まあ、4日目で食べ切りましたが。

脂乗りも旨みの強さも、今まで食べた魚の中でトップクラスでしたわ。

こんな魚に出会えて幸せでした!!
また食べたい!!

あと日曜日の鉄腕DASH、DASH海岸最高でした。

大阪湾の関空連絡橋で関西版やって欲しいですね〜

それではまた!!

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大島茂。釣り歴40年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
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