*      

カタボシイワシ2

公開日: : お魚料理

カタボシイワシの続きですね。

カタボシイワシ、とりあえずシンプルに塩焼きにしてみました。

おそらく内臓は抜かないほうがうまいだろうという目論見で、ウロコだけ取って焼きました。

これが、めちゃくちゃうまい…

ちょっとびっくりしました。イワシのいいとことアジのいいとこが合わさったような塩焼きで、これはかなりこの魚の食べ方の正解なのではと思いました。

けど、塩焼きが一番おいしいですってのも、ちょっと面白くないし、まだまだ量もあるので色々やりました。

続いて酢で締めて背越しにしました。

こちらも茸本朗さんのブログで知ったレシピで、普段は小さめのタチウオを釣ってきたり、もらったりした時によくやるレシピです。

タチウオのジャンク背越しが美味しい | 野食ハンマープライス

今回はカタボシイワシの頭を落として、内臓取って、塩で軽く締めてから、甘酢に昆布や鷹の爪と一緒に漬けていきます。
で、背骨ごと薄切りにして、味の素ふりかけて食べます。

これも旨い!!

骨の感じが好き嫌い分かれるかも知れないけど、歯のしっかりした酒呑みには好まれそうな気がします。仕込みも楽やし、無駄がないし、かなり良いです!

そして、最後は南蛮漬け。

塩焼きが旨かった時点で、もうこれは確実に旨いやろうと思ったのですが、やっぱり最高に旨い。

アジの南蛮漬けと比べて、全く劣らないし、少し趣向が変わって面白いですよ。

南蛮漬けも酢締めも、しばらく漬け込んでも美味しくなりますね。

骨ごと食べやすくなるし、旨みも増すし、日持ちするし、どんだけあってもいいですよこの魚は!

こんなおいしい魚があまり利用されないとか勿体無いので、こんな感じでどんどん食べたいですね。

大阪市内でも鮮度の良いやつが気軽に手に入るようになるといいですね。

それではまた!

The following two tabs change content below.
アバター画像
大島茂。釣り歴43年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
アバター画像

最新記事 by お魚部長 (全て見る)

記事を気に入ったらシェアをしてね

関連記事

オオヒメ

前回、ハチビキを取り上げた時に、高知で食べたチビキを思い出して、それからというもの、チビキ系が食べ

記事を読む

入船寿司

今回はあまり外食しない私が20年近く、時々食べに行かせていただいている鶴橋のお寿司屋さん、入船寿司

記事を読む

マガキガイ(チャンバラ貝)

いつもお世話になっております、志摩のお魚屋さんから、競りに見た事ない貝を、海士さんが持ってきてるけ

記事を読む

ヤイトガツオ(スマ)

またカツオです。 今回はヤイトガツオ、単にヤイトと呼ぶことも多い、標準和名スマです。

記事を読む

オキアジ

いつもお世話になっている、志摩のお魚屋さんから超絶レア魚、オキアジを送っていただきました!!!!!

記事を読む

アカカマスのヤバいやつ

カマスの種類の説明、要るか要らないかわかりませんが、とりあえずやっときますと、一般的に知られるカマ

記事を読む

オアカムロアジ

いつもお世話になってる志摩の魚屋さんが、我が家にとってはちょっと特別なお魚を送ってくれました。

記事を読む

アラ

いつもお世話になっております、志摩の魚屋さんが、ずっとあったら送りますよと言ってくれてたアラを送っ

記事を読む

イシガレイ&マコガレイ2

前回からの続きで、熟成魚のお話しですが、単純に好みの話ですよね。ラーメンも硬めが好きな人もいれば、

記事を読む

ヘダイ

毎年恒例の高知県南西部への旅に行った時、いつもお世話になっているお宿で、夕食に何かわからない魚の煮

記事を読む

DAISOのジグサビキでヒラメ

最近、娘がDAISOが好きなのでよく連れて行くのですが、結構釣具が充

サンマ2025

今年はサンマの調子が良いようで、ありがたい事です。 黒潮大蛇行

アマダイ(アカアマダイ)

普段の釣りでは、何か特定の魚種を狙って釣りをするっていう事あまりなく

アラ

いつもお世話になっております、志摩の魚屋さんが、ずっとあったら送りま

オジサン(オキナヒメジ、もしくはホウライヒメジ?) 

ヒメジの仲間が都市部で高騰しています。 フランス、及び地中海

→もっと見る



  • 大島茂:マルワ什器取締役、兼お魚部長
    釣り歴43年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
PAGE TOP ↑