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葱鮪鍋 クロマグロ

公開日: : お魚料理

昨今、クロマグロを食べる時に、かなり強く罪悪感を感じるようになりました。

今回取り上げる事で、食べたくなる人が出てきても、それだけで悲しいですが、まぁ誰が読んでんねんみたいなブログですし、自信のあるレシピでもありますので、記録しておきますね。

マグロがどうしても食べたい時、タイミングよく出会えれば、某所でアラをまとめたデカいパックを買います。

この時は2キロくらい入ってるやつが2,000円。どんどん値段が上がってますね。仕方ないですけど。。

これはまわりで売られている寿司や刺身に使われる高級天然マグロと同じ個体のアラなんで、スキミ?中落ち?よくわかりませんが、ここから取れる身は刺身で食べれて、それが普通に売られてる中トロより旨いのでは?って感じの最高の刺身なんです!

自分の好み的な問題かもしれませんが、だいたい骨の周りとか、皮下とか、そういうとこの身の方が普通の身より好きなんですよね。

で、刺身で食べれそうなとこ適当に食べた後は、硬ったい骨と格闘しながら、小さく切り分けて、葱鮪鍋にします。

レシピは特に調べた訳ではなく自己流でこんな感じかな?とやってるんですが、毎回めちゃ旨いです。マグロがうまいんでしょうな〜

これ、蓄養マグロのアラでやると脂が多過ぎて、ちょっとしんどい感じになります。そういう時は少し下茹でして、脂落としてもいいかも知れませんね。けどやっぱり天然物でやるのがオススメです。

作り方は簡単でレシピというほどのものですらないですが、要約すると、今半風の醤油4:みりん3:砂糖2:水1の割下を少しみりん多め、砂糖を中双糖にした自作割下と昆布出汁でマグロと焼き目をつけた白ネギを炊くだけです。気分次第でキノコ入れたり焼き豆腐入れたりもします。
あと、割下作るのが面倒くさい時は昆布出汁に直接、醤油、牡蠣醤油(https://amzn.asia/d/8rJA0z4)、みりん、中双糖で味付けしていくこともあります。

しかし、ほんと、これ毎回、最高にうまい…

で、締めは乾麺の蕎麦なんかがいいですね。

もっと資源が回復して、食べる罪悪感が解消されて欲しいものです。

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大島茂。釣り歴40年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
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