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ブリ(彼岸ブリ)2

公開日: : お魚料理

前回の続きで、今回は保存も考えた料理をやっていきます。

とりあえず、魚を解体した時、尻尾の方の身とか、あんまり刺身にも焼き物にもしたくないなって感じのところは早めに冷凍してラグーパスタの材料にします。

基本のオイルパスタに、野菜はセロリ、玉ねぎあたりを入れて、ドライトマトやアンチョビを入れてもいい感じになります。

多少脂の少ない身でもオイルパスタにするとおいしく食べられますね。

尻尾の身だけじゃなくて、中骨から身をせせった中落ち?って感じの身も充分使えます。

で、同じような端の身を、冷凍ではなく保存する方法が、所謂、シーチキンみたいなオイル煮にしてしまう方法です。

これは身に塩をして、軽く水分抜いてから好みのハーブや香味野菜、香辛料なんかを入れて、低温の油で火を入れていく料理です。

私はニンニクとローズマリー、鷹の爪を入れてやることが多いですね。

これはツナ缶が使える料理は大体何やっても旨いです。サラダはかなり本格的な味になっておいしいし、このオイル煮でパスタ作ってもおいしいです。

あとは魚ハム!

これは柵どりして皮を引いた身に、塩して水分を軽く抜いてから、コショウやローズマリー等のハーブ類をまぶして、浸透圧脱水シートで1日2日、水分を抜くとできます。

これは1週間位は生っぽい感じで食べれるのをキープできるし、なかなかおいしいのでおすすめです。

食べ方はカルパッチョ的に、柑橘+オリーブオイルのドレッシングと生野菜で食べるのがおいしいですね。

意外と鯨ベーコンみたいにカラシ醤油で食べるのもおいしかったりします。

あとは漬け込み系3種。味噌漬け、幽庵焼き、塩麹漬け、ですかね。

まあこれはレシピ書かなくても調べればわかりますよね。

全部違った感じでおいしいです。10日位は余裕で持ちますしね。

おいしいとすぐ食べてしまうので、そこまで残ることも無いのですが。

いやーほんと堪能した。

また食べたいです!

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大島茂。釣り歴40年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
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