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イシガレイ&マコガレイ2

公開日: : お魚料理

前回からの続きで、熟成魚のお話しですが、単純に好みの話ですよね。ラーメンも硬めが好きな人もいれば、柔らかめが好きな人もいて、味の好みも色々で、結局はそれだけの話かなと。

獲れたての魚の刺身は食べないなんていう人もいますが、ずいぶんお金に余裕のある食通であられますねという感想で、一般家庭では食べたいものだけ食べるなんて事もできませんし、色々試すのも楽しんで、無理なくできる範囲で美味しく食べればいいのではと思います。

また一番大事なのは衛生の問題で、一般家庭では長期の熟成はあまりお勧めできることではないのでは?と思います。

で、よく言われる旨み成分の増加ですが、魚の味というものが、その旨み成分の量だけによるものなら、死後硬直前のスズキの刺身を氷水で〆る、スズキの洗いなんて、絶対美味しくないはずなんですけど、めちゃくちゃ旨いし、自称専門家のご高説はそこそこに読み飛ばして、無理なく安全に好きなように食べればいいと思います。

あれはこれが正解!とか、何々、絶対にしないでください!とか、断言して常識否定してマウント取る感じの人、メディア向きですけど、自分で考えて感じる楽しみが奪われてますよと思いますね…

さて、本題に戻りまして、とにかく美味しい旬の活けカレイのお刺身です!

ほんと美味しい… また暖かくなってきましたし、今年も何度か食べたいですな〜

そして、例の大○に、たまに謎カレイが一匹だけとか、入っていたのですよね。そういうのは安く売られるので、よく買っていたのですが、まだよく何カレイかわからない笑

ヌマガレイですかね?だとしたらあまりおいしくないとされているカレイですが、十分おいしかった記憶があります。イシガレイとの交雑
とかもあるみたいでややこしいですね。

このカレイはほんとにわからない。。。ババカレイかなと思うのですが自信ないです。けど、このカレイとにかくうまかった!!

これはおそらくババガレイ。。。かなりいいサイズでこちらもめちゃくちゃうまかったです。

以上全部、全然違う名前で一匹だけ売られてた謎カレイたち笑

またこういうの見つけて食べたいですね!

  

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大島茂。釣り歴40年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
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