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イシガレイ&マコガレイ1

公開日: : お魚料理

そんなことないかも知れませんが、一般的に、お魚って寒い時期の方が美味しいと思われがちなのかなと思うんですが、結構夏に旬を迎える魚も多くて、私はそれらの魚が大好きです。

前回取り上げたメイチダイは夏を代表する魚ですし、スズキの洗いも夏の定番ですよね。旨いスズキの洗いはもう夏の究極のご馳走です。

で、今回取り上げるカレイの仲間も、夏の魚ですね。ぱっと見ただけでもこの魚が夏が旬だとわかるのは、身の厚さ。夏に凄く分厚くなります。

初春に産卵することが多く、産卵にかなりエネルギーを使う魚のようで、お腹に大きな卵のある時期や産卵の直後なんかは、正直身の方はちょっと残念な感じになります。

カレイ類はかなり数を減らしてますし、産卵期は禁漁にしてもいいんじゃないかなと思います。アカカレイ(越前カレイ)とか、抱卵したやつを煮つけ用に安く売ってますけど、いつまで獲れ続けるのかわからないですよね… ちゃんと漁獲調整できているのか気になります。

アカカレイも一度、夏に活魚で手に入れたことがあるんですが、それはもうおいしかったですね… 刺身がもう最高やし、煮つけでも唐揚げでもとんでもなくおいしいです。
(探したけど写真撮ってなかった…)

魚の旬って、産卵期やと思ってる方多いようですが、それはかなりの確率で逆です。この考え方、変えて行った方が、持続的な漁につながるし、いいんじゃないかなと思います。

で、本題のイシガレイ&マコガレイ!

近所の大型鮮魚店、大◯活魚センターにコロナ前にはよく売られていました。

とれとれと呼ばれる、1船買い?定置網丸ごと買い上げ?なんかそんな感じで、色々な活魚がお昼前後に運び込まれて、丁寧に〆られて売られていました。

その中にはかなりお買い得なレアな魚があったり、とにかく最高なイベントやったんですけど、コロナ禍以降、無くなってしまいました。

そのとれとれで、少し値がはるけど、かなりの頻度で買ってしまっていたのがイシガレイ。

写真に撮っているだけでも、かなりの数買っていました。

暖かくなってきてからの、身の厚いイシガレイはとにかくお刺身がおいしい…

私は寒ヒラメより、夏のカレイの刺身を推します!
もう最高なんです!!!!

カレイ類は絶対活魚で食べたい。死後硬直してしまうと一気に魅力が半減してしまいます。

昨今は熟成魚が流行りで、〆てすぐの魚を食べるのは味音痴と思われがちですが、私は身の活かった状態で食べたほうが良いと感じる魚は、その状態で食べます。

ちょっと長くなるので、この話の続きから次回へ持ち越します!!!

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大島茂。釣り歴43年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
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