*      

新ノリ

公開日: : お魚料理

一昨年ですかね、我が家の定番となっている、人混みを避けた、2月入ってからの、和歌山は加太の淡嶋神社への、遅い初詣の帰り、産直のお店で見かけた新物の生海苔「新のり」。

美味しそうだなと思ったので、魚売り場の中年男性スタッフに食べ方を尋ねたところ、とてもめんどくさそうに、「みんな家で自分で佃煮にする。それはとてもおいしいけど、初めてやる人は絶対に失敗する」と説明してくれました。

まぁ、その時は買う気も失せたので、買わずに帰って、今年、違う産直でも見つけた新のり。

その日はあまり魚が無く、お土産も無いので、これ買って帰って佃煮に挑戦してみるか、今時YouTubeとかにレシピ動画もあるやろうし、まぁ作れるやろうと思ったわけです。

結果から言うとそこそこおいしく作れました。けど、確かに何回かやってみないと自分好みにおいしく作るっていうのは難しいかなとも思います。

レシピ的には簡単で、生海苔を洗って、細かく刻んで、酒砂糖醤油味醂で煮詰めるだけです。

レシピ動画で見たやつはあおさ海苔でやってるのもあって、一般的な市販の海苔の佃煮はあおさ海苔?みたいなブログも見たのですが、作り方はほぼ同じのようです。

で、おそらく失敗するとしたらここだろうと思ったのは煮詰めて水分を飛ばす工程。ここで焦がすとかだろうと、慎重にやりました。

で、結果、少し水分を残しすぎました。

自分なりに考えたことなんですが、普通の鍋でやるから失敗しやすいのでは?テフロン加工のフライパンでやれば簡単なのでは?って思って、そうしたのですが、それは良かったっぽいです。けど、びびって、最初の強火〜中火で大まかに水分を飛ばすとこで水分を飛ばしきれませんでした。

あと、ついてたレシピで味を決めたのですが、砂糖を中双糖にしたら、少し甘すぎました。もともと少し甘いバランスの指示だったのかも知れません。
この部分は、次やる時は基本の味で甘さ控えめにして、味見しながら作っていけば解決できるかなと思いましたね。

やっぱ、初回は失敗かな?とも思いましたが、普通においしいのはおいしいし、家族にも好評でした。

来年はもっと納得できるやつを作りたいですね。

The following two tabs change content below.
アバター画像
大島茂。釣り歴43年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
アバター画像

最新記事 by お魚部長 (全て見る)

記事を気に入ったらシェアをしてね

関連記事

オオヒメ

前回、ハチビキを取り上げた時に、高知で食べたチビキを思い出して、それからというもの、チビキ系が食べ

記事を読む

メイチダイ

とっても好きな魚です。紀伊半島東側、特に尾鷲辺りでは夏の刺身の代表的な魚です。

記事を読む

タカベ

タカベ。憧れたぜその響きと街に… 関西人には馴染みが無いっていうと関東の釣り人はビックリする

記事を読む

南の方に釣り2

今回は前回釣ったお魚の料理編です。 自己記録のアカヤガラ、娘の太ももくらいの太さでした。

記事を読む

桜ブリ

一年に2、3ヶ月しかないおいしいブリがカヤックで狙えるシーズンでございます。 前回、めちゃく

記事を読む

ヒゲダイ2

さて!食べていきます! 当然まずはお刺身から!!!! 柵にして皮をひくと、皮下の脂がす

記事を読む

ヘダイ

毎年恒例の高知県南西部への旅に行った時、いつもお世話になっているお宿で、夕食に何かわからない魚の煮

記事を読む

安乗の釣り金アジ&日本海のギガアジ

今回はマアジです。マアジって、ほんとに1種類なの?ってくらい色んなマアジがいますね。 大きさ

記事を読む

安乗フグ

毎年、お正月に、分不相応なお魚をいただいております… それは志摩のブランド天然フグ、安乗フグ

記事を読む

ヒゲダイ1

また夢が一つ叶ってしまいました。 いつもお世話になっている志摩の魚屋さんから連絡が入って、い

記事を読む

20kgのヒラマサの腹身

今年は大型のヒラマサの調子が良いのか、大きなやつをよく見かけます。

桜ブリ

一年に2、3ヶ月しかないおいしいブリがカヤックで狙えるシーズンでござ

神戸須磨シーワールド

超久しぶりのカテゴリー、水族館レポートを久しぶりに書いてみようと思い

新ノリ

一昨年ですかね、我が家の定番となっている、人混みを避けた、2月入って

コノシロ

今回はコノシロです。 値段とか、味とか、色々含めて、コハダより

→もっと見る



  • 大島茂:マルワ什器取締役、兼お魚部長
    釣り歴43年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
PAGE TOP ↑