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オオヒメ

公開日: : お魚料理

前回、ハチビキを取り上げた時に、高知で食べたチビキを思い出して、それからというもの、チビキ系が食べたくて食べたくて頭の中をハマダイ、ヒメダイ、ハチジョウアカムツなんかが泳ぎ回っていました。そしたら近所のちょっと気の利いたスーパーで出会ってしまいました!

オオヒメ!!!!!

ヒメダイって売られてましたが、2キロクラスやし、胸ビレ黄色いし、まずオオヒメで間違いないかと。

価格も一尾3500円とお買い得!!ちょっと鮮度的には完璧とは言い難い感じでしたが、持ちのいい魚なんで即ゲット!!!

さっそく刺身にしました。

野締めの前日、もしくは前々日水揚げって感じでしょうか。少し身が柔らかいけど、これは紛れもないチビキの味。。。

おいしくて、もう少し置いておこうと思った腹身も湯霜造りでいただきました。

こちらも旨いですね。チビキ系は沖縄でいうところのマチ類で、沖縄での刺身は皮付きが定番。確かにこの食べ方が合ってる気がしますね。もうちょい新鮮なら迷わず皮を引くところですが。

少し、食感が欲しかったので、軽く塩をして一晩寝かせて、翌日も湯霜造りに。

これが正解で、水分抜けて歯応えも出て、味も締まって、持ち味の甘味とのバランスも良くて、かなり旨い!!!

浸透圧脱水シートを切らしていたのも有りますが、塩で締めて刺身ってのもありですね。一塩物のアマダイとかも刺身にしますもんね。

アラを煮付けにしたのも大変美味しい!!きっとあらゆる料理で美味しい白身ですねこれは。

刺身ばっかりやらずに、加熱調理もやりたいんですけど、ついつい刺身で一杯呑みたくなるんですよね〜

ところで、ハチビキってアカチビキやチビキに対して、半端なチビキやからハチビキやって聞いていたのですが、ボウズコンニャクさんのサイトにはチビキとはハチビキの事って書いてありますね。

うーん、、私が間違ってるのかな?父も南紀の釣り宿の人たちもアカチビキ、チビキとハチビキは区別していたと思うんですけど、よくわからないですね。

まあどちらもおいしいので、生物多様性を維持して、いつまでもその恩恵に与りたいものです。

https://youtu.be/m8dZg9wdais?si=08gAIxl72jsE8Lrd

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大島茂。釣り歴40年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
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