養殖活けアイナメ
いつもおいしかった!また食べたいです!みたいな魚ばっかり取り上げているので、今回はちょっともうあんまり食べたくないなって思ったお魚の紹介です。
よく魚を買いに行っている◯昌活け魚センターさんにて最近推されている函館から運ばれてくる養殖の活けアイナメ。
刺身で食べれるというのが売りで、大好きなアイナメの洗いみたいな感じで食べれたら最高やん!って思って買ってみたんですが、そもそもホッケってアニサキスやばい魚ですよね。いくら養殖でも大丈夫なの?って思ってたんですけど、刺身でいけるって書いてるし買って開いてみたら…
めっちゃおるやんアニサキス…
しかも身が柔らかくて水っぽい。
洗いには厳しそうなんで、少し水気抜いて、ブラックライトで念入りにアニサキスチェックして刺身で食べました。
変な表現ですが、おいしい魚の気配をオブラートで包んで飲んでるような感じ。。。
なんなんだろう、不味くはないし、要素要素はおいしい魚のそれなんですけど、なんだかそれが全部何かの向こう側にあってまとまってない感じです。あとシンプルに水っぽい。
片身は塩焼きにしたんですが、これもあんまりでした。
とりあえず水っぽいし、脂の質が天然より劣ります。
ホッケは干したほうが美味しいのかも知れません。
写真も撮ってない。。。
わざわざ養殖して、この程度なんやったら、環境的にもこれ以上養殖の魚増やす必要感じ無いですわ。その分漁獲制限と、環境の回復に力入れて欲しいですね。
色々残念でした。
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大島茂。釣り歴40年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
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