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モクズガニ

公開日: : お魚料理

毎年恒例、秋祭りの季節になると有田川に行って、温泉入って、季節の味、モクズガニを買って帰ります。

このカニは父の大好物で、河内地方の秋祭りの屋台でも売られていた(今も売ってる?)そうです。

歯が丈夫だった父はよく殻ごと食べてました。

私もこのカニが大好きになって、色々な産地のものを食べてきたのですが、有田川の行きつけのお店で買うやつが一番おいしい!!この季節になると家族旅行がてら、有田川に行って、温泉入って、カニ買って帰って食べるってのが、定番コース。ブクブクと水槽持って行って、活かして持って帰ります。

で、このカニはやっぱりシンプルに塩茹でして、ちょっと季節の柑橘でも垂らして食べるのが私は一番好きですね。

今回のカニも絶品!!!

なかなかにハサミの力が強いので塩氷水で動きを鈍らせてから軽く洗って、塩水でじっくり弱火で炊いていきます。弱火でいかないと足を自切してしまうんですね〜

鍋の中で暴れているのが、とても悲しい気持ち。こんなに大好きなのに塩氷水で仮死状態にして、さらにちょっとずつ温度が上がっていく鍋で生きたまま煮るなんて…

しかし、おいしいですねー

ほんとおいしい。。。

合わせるお酒は紀州の紀土(KID)ひやおろし!!!

まさに神の子、格闘技の神の子。。。

そういえば夏に仁淀川で食べたズガニ素麺という、モクズガニの素麺も美味しかった。

すりつぶしたモクズガニを茹でて、塩を少し入れたら身が凝固するズガニ汁、一度は出来立てを食べてみたいものです。
こんなに大好きなのにすりつぶすのかー

また来年も食べたいです!

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大島茂。釣り歴40年のマルワ什器取締役、兼お魚部長。 某メーカーフィールドテスターを務めていた釣りキチの父の指導の下、 3歳から釣りを始め、小学校に上がるころには遠くの海まで一人で電車で釣りに行くようになり、 ブラックバスブーム以降はルアーフィッシングにハマり、現在は主にジギング、 特にシーカヤックからのジギングを中心に様々な釣りを楽しんでます。 また、幼いころから包丁を握り、釣ってきた魚は全て自分で捌く、 買ってきた魚でも、自分で食べる魚は基本的に一から自分で捌くをモットーに、 日々魚料理の腕を磨いてます。 そして、魚を釣ったり食べたりするだけでなく、 その生態自体にも興味津々の自他ともに認める魚ヲタで、 最近は魚のみならず、水生昆虫まで含む、水辺の生き物全体を愛し、研究中。 そんなお魚部長による、仕事と全く関係のないブログです。
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