やってみないことには検証もできない

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

雨天３日目。雨が続く早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

やらないことには始まらない

私の展示会セミナーのタイトルは「失敗しない展示会の作り方」です。これはたくさんの方たちから意見をいただき、私が展示会ノウハウをお伝えしたい層のお客さんは「失敗したくない・失敗するわけにはいかない」と思っておられることがわかったため名付けたタイトルです。なので日々、展示会に失敗しないためにはどうすればいいか、情報を集め、整理し、考え、まとめてはこのブログで発信しています。

しかしですね、展示会初出展を完全にパーフェクトな成功で終えることなんて不可能なんです。どれだけ準備してもやってみないとわからないことが必ずあります。このブログでも何度も事例を書かせていただき、昨年の展示会ですごい成果を出されたケイ・エイチ工業さんも数年前の展示会はこれでした。

・文字の大きさ、・色使い、・明るさ、・展示物の配置、何もかもがノウハウの真逆じゃないですか（笑）。でも皆さんこういう時代を経て、それぞれの展示会スタイルを築いていかれるんです。この経験から得られることは例えばこんなことです。

次回の改善につながる気付き

• 小さい文字なんて誰も読まない
• 目を引くには色使いをもっと考える必要がある
• 隣のブースが明るいと暗いブースは寂しく見える
• 小ブースではなかなか中まで入って来てもらえない

目に見えない収穫

• もともとターゲットと思っていなかった業界にも需要があると知る
• お客さんと直接対話することで今まで知らなかったお悩み事があることを知る
• 自分の業界では当たり前でもお客さんには新鮮な情報だったりすることに気付く
• マスコミや官公庁の目にとまることもある

など。まずは最初の一歩を踏み出さないことにはこういった検証すらできないのです。

小さな失敗をしよう！

なので、展示会の成果を具体的な受注金額と出展料や諸々の経費・労力とを比べて費用対効果を計算してしまうと初年度はほとんどの企業が赤字なんです。それでも継続して出展されている企業は何かしらメリットを感じていらっしゃるから続くんです。おすすめのやり方・考え方は、

• まずは出展料が安い展示会でチャレンジ
• ３年を１セットで考える
• 目に見えない収穫を活用する

この３点です。あと、日々小さな失敗をして失敗慣れしておくといいんじゃないかな、と思います。ブログとかSNSはいいですよ～！　私は毎日ブログを書いているので、明らかに失敗だった投稿もいっぱいあります。今Facebookの友達は480人くらいいるのですが、10いいね！くらいしかつかないこともあります（笑）。そのたびに皆さんのアンテナにひっかかる情報発信とそうでない失敗投稿の違いを考えます。タイミングだったり、画像のインパクトだったり、もちろん内容の充実度やノウハウのチョイスだったり。

自分の周囲を見ていても日々小さな失敗をして、それを変に気にしたりせず次への糧にされてる方のほうが、失敗をおそれるあまり慎重になりすぎる方よりも進捗が早く、仕事が楽しそうだな、という印象を受けます。間違ったら直せば良い！！　必ず取り返せます。

まとめ

今日はやってみないことには検証もできないというタイトルで慎重すぎるタイプの方へエールを送る気持ちで書きました。繰り返しになりますが一番言いたいことは「間違ったら直せば良い！！」ということ。安心して最初の一歩を踏み出してください(^^)。

今日もお読みいただきありがとうございます。

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

最新記事 by 大島節子 (全て見る)

• ブログ引越しました！ - 2017年2月1日
• ブログ引越します - 2017年1月31日
• 名古屋展活セミナー2016　成果報告会レポ - 2017年1月30日