真田信繁の一生を春夏秋冬で考えてみた

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

先日、名古屋の展活プレセミナーにて自己紹介で真田丸の話をしたところ、「旬の話題でつかむ入り方が良かった」という感想を書いてくださった方がいらっしゃいました。なので今日も月曜恒例“真田丸ブログ”をお届けします。

信繁は何処にいるのか、何処へむかうのか

昨日の大河ドラマ真田丸第10話「妙手」では家康との駆引きの中で上田に真田のための城を徳川が負担して建設することと引き換えに沼田城を北条を渡すようせまられます。しかし信繁の大叔父にあたる沼田城主、矢沢頼綱はそれを拒否。北条との戦さになります。そこで信繁は策を練り、上杉と戦芝居をすることで北条を沼田城から撤退させることに成功し、また一つ軍師として成長する様が描かれました。

今回建設がはじまった上田城はこの後、二度に渡り徳川を苦しめることになるのですが、その城はそもそも徳川が負担して建てた城だった、という伏線が敷かれました。それは何年後で信繁がいくつのときになるんだ？　と考えながらいつものようにエクセルで年表を作っていくうちに信繁の人生が見えてきたので、今回はそれをまとめたものをお見せします。

信繁の人生も多くの人と同じように４つの期で分けられることがわかりました。

春：模索期　武田家滅亡～秀吉の北条攻め

信繁15～24歳までの最初の10年は“春：模索期”と名付けました。信繁は今、この春の前半にいます。色々辛い思いもしながらチャレンジを繰り返しめきめきと成長しています。ここから上杉を経て豊臣に臣従し、秀吉が北条を攻め滅ぼし天下統一を成し遂げるまでが最初の期かな、と。この北条攻めの発端も沼田領問題なので、今やってることはすべて伏線なんですね。

夏：明確化期　秀吉天下統一～関ヶ原の戦い

信繁25～34歳までの次の10年間は“夏：明確化期”と名付けました。この時期にのちの大きな決断をくだす元となるような経験を積んでいくのでしょう。どう描かれるのか楽しみです。

秋：蟄居期　九度山

関ヶ原で西軍側についたため、ここから48歳までの長い期間を九度山に蟄居という状態で過ごすことになります。普通の人生であればここで一番これまで培ってきた力を発揮すべき時期。それなのに蟄居と言う境遇に追いやられそれをどうとらえて受け止めていくのか、そして地味で絵変わりしないであろうこの期間をドラマとしてどう持たせるのか気になります。

冬：発揮期　大阪の陣

そして信繁最後の2年間。ここでやっと真田丸が出てきます。クライマックスですね！　一番楽しみです！！　そしてこうやってまとめてみると本当に信繁は戦国乱世のド真ん中を生き切ったサムライなんだなぁ、と改めて感じました。

今回自分を重ねた部分

第10話「妙手」では武田家滅亡の翌年が描かれました。本多忠勝に刀を突きつけられたり、上杉家に単身乗り込み周囲を槍で囲まれながら景勝と交渉をまとめる様子などを見てると、つい1社依存先倒産の翌年に自分が経験したことを思い出しました。営業なんかしたことない27歳オタク女子が手作りのカタログ握り締めて緊張で脚震わせながら飛び込み営業してたなぁ…と。あの経験が今の自分のベースになっています。必死でやってたら景勝様みたいに信じてくれる人が現れるんですね。

うん。やっぱり今年の大河はすごく中小企業の奮闘記っぽいです！

まとめ

今日もまた月曜恒例“真田丸ブログ”をお届けしました。来週も書きますよ～(^^)

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

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