チャンスの神様なんて　前編

公開日： 2016/06/09 : 展活＝展示会活用のはなし, 心のはなし

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今朝はまた雨が降る前らしい蒸し暑い朝。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

きっかけはチャンスの神様のこんな質問だった

人生において「夢が叶った」と思える瞬間ってどれくらいあるんでしょうね。今まで「目標を達成した」とか「任務を果たした」とかそういう経験は何度もあったのですが、純粋に「夢が叶った」と思える瞬間っていうのはそんなになかったかもな、と。そんな数少ない「夢が叶った」瞬間が先日6月3日だったわけですが、そこへ至る経緯を思い返せば、些細な偶然＝チャンスがいくつか重なってたまたまつながっただけなんですよね。

私にはチャンスの神様が２人いました。今日と明日のブログテーマはそんな「チャンスの神様」について。

何度か書いてきましたが、「展活」が展示会情報サイトとしてスタートしたのは2012年5月1日ですが、「展活」という構想が生まれたのはもう少し前。2012年1月～3月に受講していた村上肇さんの「ウェブマスター講座」でウェブビジネス構造を考えていたときでした。レンタル什器のサイトをテコ入れするために受講した講座でしたが、改めて自社の強みを書き出してみても「これが強みだ！」と胸を張れるようなものは何もありませんでした。そこで「強みを作ろう！展示会にとことん強い什器屋になろう！」と決め、そこから「展活」というアイディアが膨らんでいったんですよね。

全5回講座の確か3講あたりだったと思うのですが、村上さんがふとこんな質問をしてくださいました。

「展示会見学会ツアーのツアコンできますか？」

村上さんが主宰されているe製造業の会という中小製造業の社長さんたちの勉強会で皆で一緒に展示会を見学に行く、という企画がそれまでもあったらしいのですが、それまではただ一緒に見るだけだったと。もし展示会を解説できるならやってほしい、ということでした。

もちろんやりたいのはやまやまでしたが、その時点で私は「展示会に強い什器屋になる！」と決めただけ。関西で大活躍されてる社長さんたちを引き連れて展示会ツアーのツアコンなんてできるのだろうか…、当然そう思いました。ただこの質問を受けたのが2月で、見学会をするとしたら10月の関西機械要素技術展だと、8ヶ月あると。そこで楽天的O型の私は「8ヶ月あればなんとかなるんちゃうかな」そう思ったんですよね（笑）。で「できます。」と答えました。

この企画はただの見学会に終わらず成功事例報告会というかたちになりご覧のようにすごいパネリストにお集まりいただき大盛況のもと終了しました。

kengakukai

そしてこの企画が堺商工会議所の目に止まり、展示会出展ゼミという企画が立ち上がり、そこで３年間講師をさせていただいたことが今の展活の活動のベースになっています。堺での３年がなかったら名古屋も香川もなかったし、このブログも書けていないし、そもそも“展示会活用アドバイザー”を名乗れていません。全てはこの村上さんの質問に「できます！」と答えたことがきっかけで始まったんです。

ただこの話は私が講師として事例報告をする際など何度も村上さんの前で話してるんですが、村上さん曰く、

「僕はまったく覚えてないんですけどね」
・
・
・
・
・
「師匠！覚えてないんすかっ！」

＿|￣|○

まぁそんなもんです。何気なく言ってくださった一言をチャンスに変えるのは自分自身なんですよ。よくチャンスの神様は前髪しかないって言いますよね。その前髪をつかめるかどうか。あ、物理的な前髪のはなしではないですよ？

chance1

まとめ

そしてチャンスの神様はこの後、もう一人のチャンスの神様との出会いを作ってくださるのですが、続きは明日。

今日もお読みいただきありがとうございます。

この記事を書いた人
最新の記事

大島節子

代表取締役：（有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。