展示会に歴史あり

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨晩から冷たい雨が降り続く大阪。東京では雪が積もっているようですね。お出かけの際はお気をつけて。

ケイ・エイチ工業と展示会の10年

2月10日の第一回展活勉強会はケイ・エイチ工業さんの展示会活用事例報告です。現在、内容を詰めているところです。先日、改めてこれまでの展示会活用のはなしをお聞きする中で10年間の歩みが見えてきましたので、今朝はその辺りを書いていきたいと思います。

最初はとにかくやってみる

ケイ・エイチ工業さんが最初に展示会に出展されたのは2005年ごろ。商工会議所や中小企業家同友会が主催する出展料が安い総合展示会に「まずはやってみる！」姿勢で参加されました。ケイ・エイチ工業さんはいつもそう（笑）。理解できるまで待たない。「まずやる！」（笑）。社員さんの中には「やる意味あるんですか？」という人もいたけど、「勉強や！」と言って毎回趣向を変えて出し続け、出展することに慣れていかれました。

関連商品の代理店に

そんな中2006年に見学した展示会で韓国・ハンソン機建製集塵機「ダストキング」と出会い翌年には代理店になられました。創業当時から社長には「自社商品を売りたい」という夢がありました。代理店になると決めたのはいつか自社商品を売るために勉強をしておきたい、という気持ちもあったからです。出展と見学を繰り返し下地を整えた上で、2009年には「粉体工業展」2010年には「国際粉体工業展」に先の集塵機を出展されました。

2010年　国際粉体工業展

自社開発商品の登場

2013年の展示会からついに自社開発商品が登場します。特許を取られた「自動縮尺スケール“一発早出しクン”」。これまでのご経験から作られてたオリジナル製品。従来のお客さんに加え更に顧客層の幅が広がっていきました。

2014年　大阪勧業展

ついに本業で出展！

とはいえ、ケイ・エイチ工業さんは工場のプラント（設備）の設計･施工・メンテナンスが本業。2015年、ついに本業で業界最大の展示会プラントショーに出展されることとなりました。

2015年　プラントショー

まともにやってたら10年かかること

こうやって振り返ってみると最初に展示会に出展したときからちょうど10年経ったのだ、ということがわかりました。10年経ってやっと本業での出展が可能になり、納得のいく成果も得られるようになりました。なぜ10年かかったのかを聞いていくとなるほどそれは10年かかるわ、と思うことばかり。

そして私が展活をとおしてやっていくべきことは、まともにやったら10年かかってしまうことを、先人たちのご経験を整理してお伝えすることで、初出展でも納得のいく成果を出せるようにお伝えしていくこと、と改めて思いました。

まとめ

明日はこの「なぜ10年かかったか」の部分をもう少し詳しく書いていこうと思います。
＞＞続きはこちら

今日もお読みいただきありがとうございます。

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

最新記事 by 大島節子 (全て見る)

• ブログ引越しました！ - 2017年2月1日
• ブログ引越します - 2017年1月31日
• 名古屋展活セミナー2016　成果報告会レポ - 2017年1月30日