コミュニティとともに成長する展示会のかたち

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

ここ数日またちょっと暑いですねー。各地で展示会をされておられる方々は暑いと搬入搬出が大変ですよね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

大阪製罐さんブースレポ

昨日、インテックス大阪で開催されている第4回関西デザート・スイーツ＆ドリンク展に出展中の大阪製罐さんのブースにおじゃましてきました。こちらの展示会に出展されるのは3年連続3回目となります。この3年間の変化が感じられる独自の展示会を展開されていました！今朝のブログでは大阪製罐さんのブースレポをお届けします。

大阪製罐さんとは東大阪にある洋菓子の缶を製造されている会社で、2014年から町の洋菓子店向けの小ロット缶で洋菓子屋さんの販売促進を支援するサービスお菓子のミカタを開始されました。このサービス開始に合わせて展示会活用もはじめられました。3年目の変化としてはまず商品である缶にラインナップが増えたなー、ということ。

そして他のパッケージ屋さんとの圧倒的な違いはこの「実際に使ってくださった町の洋菓子屋さんの喜びの声」。実名と顔写真、さらに実際にそのお店で販売されている缶の活用事例とお菓子の実物も！すごくリアルです。

人気のビジュー缶とブーケ缶はサンプルをいただけます。実物はほんとにきれいでかわいい！

そして今回からはじまった来場者を楽しくするサービス“ガチャガチャ”（笑）。私はマグネットが当たりました！

このような展示会の在り方が可能になった理由

大阪製罐さんの展示会はブース作りのセオリーにはあまり沿っていません。でもひっきりなしにお客さんが立ち止まり大盛況でした。それは展示会だけで営業をされているわけではなく、このブースに来られるかたの大半と既に関係性を築いておられることが理由です。

お菓子のミカタは単純に缶パッケージを売ることではなく、町の洋菓子屋さんを支援することが目的です。清水社長を中心としたこのチームの皆さんは日ごろからニュースレターやブログ、SNSを通して町の洋菓子屋さんとコミュニケーションをとっておられ、そこにコミュニティが出来上がっています。なので訪問される方はたまたまこの展示会に来た人、というよりは最初からここのチームの皆さんに「会いに来たよ！」という方々。

つまりこのブースは缶を売り込むためのブースではないんですよね。売り込むというよりは「おもてなす」という感じ。なのでブース内にも入って来てもらえるし、ガチャガチャを楽しんで写真撮ってSNSにアップしていただけ、結果としてそれが営業になる、そんなイメージ。

なんか展示会の在り方の理想型を見たように感じました。これからの時代、こんな幸せな商売のかたちも可能なんだなー、と。これができるのは清水さんとチームの皆さんが毎日毎日丁寧に関係性を築いてこられたからこそ。積み重ねの偉大さに感動しきりでした！　こんな展示会をする会社がますます増えていきますように(^^)

まとめ

今朝はコミュニティとともに成長する展示会のかたちというタイトルで大阪製罐さんの展示会レポをお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

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