大坂城の裏　秀吉の裏

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日はお天気も良くマルワの地元玉造は真田丸跡地の観光客でおおにぎわいでした。これからゴールデンウィークにかけて更に多くの方が訪れてくださるのでしょう。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

大河ドラマ真田丸　第16回「表裏」

月曜恒例真田丸ブログ。昨日は「表裏」というタイトルで“大坂城の裏”と“秀吉の裏”が描かれました。毎回、中小企業との共感ポイントを探しながらこのドラマを見てきましたが昨日の放送はいわば「新興ベンチャーの強引なやり方に振り回される老舗中小」といった構図。描かれたいくつもの裏の中から私が注目したポイントを紹介していきます。

大坂城の裏その１．秀吉の近親者たち

今回の放送で印象に残ったのは秀吉の弟である羽柴秀長が信繁に大坂城の人々の現状を話して聞かせるシーン。「ここにはもともと大名だったものは誰もいない。心がついていっていないのだ。誰もが身の丈から外れた地位と暮らしの中で溺れかけている。それが今の大坂城だ。」

これはまるで急激に大きくなりすぎたベンチャー企業の内部の混乱のようで、「ハゲタカ」とかあの辺りのドラマを見ているようでした。気に入らない人間が現れるたびに殺していたのではいずれ限界が訪れるのは明白です。視聴者は結末を知っていますが、今回の大河での大坂城はどう描かれていくのでしょうね。

大坂城の裏その２．石田三成VS千利休

また、力を持ちすぎた千利休を警戒する石田三成と大谷吉継の様子も描かれていました。ここの争いはベンチャーの叩き上げ幹部VSベンチャー社長の相談役の構図ですね。今回はまだ布石でしたがいずれここも激突します。

大坂城の裏その３．茶々

そして茶々。この時期の茶々は賤ヶ岳で母親を失ってからまだ３年ほど。それ以前に小谷城で父親と死に別れ、そのいずれも相手は秀吉であり、いわば両親の敵である秀吉の庇護のもと暮らしているのが今の茶々です。のちに秀吉の側室になった理由もただただ妹たちを守るためだったと（特に「江」を見てた層から）思われているので、前２週の茶々にはすごく違和感がありましたが、今回の大蔵卿局のこのセリフで回収されました。

「あのお方は哀しむのをやめたのです」

なるほどー！そういう茶々像なんですね。こうして茶々の笑顔の裏が明らかになりました。

秀吉の裏

信繁の訴えむなしく徳川家康の真田攻めを許可した秀吉。しかし秀吉の真の目的は徳川と真田を戦わせることではなく、どちらもしたがわせることにありそうです。その目的に向けての裏を描いたのが今回。次回予告にチラッと映りましたがどうやら仲介役を信繁がやることになるようで？！　その答えは次回への持ち越し。どうなることやら。

まとめ

大河ドラマ真田丸第16回「表裏」では大坂城と秀吉の裏が描かれ、その様子はまるで「新興ベンチャーの強引なやり方に振り回される老舗中小」のようでした。次回は「再会」というタイトルで、どうやら信繁は姉の松と再会するようです。もう一つ家康との再会もあるのでしょうか。楽しみです(^^)。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

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