セミナーに求められるもの

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

雨で始まった今週。今年もあと10日ですよ！そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

セミコングランプリを観覧してきました！

12月20日（日）セミナーコンテスト通称“セミコン”のグランプリ大会が今年は大阪で開催されました。セミコンとは7名のセミナー講師初心者（講師になって2年以内もしくは登壇回数20回未満）が自らの体験をもとにセミナーを作り1人10分で発表、順位を競うイベントです。

主催は日本パーソナルブランド協会さん。私が2年前に講師になる勉強をさせていただいたところです。その縁で大阪で開催される回にはなるべく参加するようになり、グランプリを観覧するのは2回目になります。

今年の優勝は美容室専門採用コンサルタント坂本旭優さんの「美容室の人手不足を解消するたった一つの方法」というセミナーでした。ノウハウの見せ方がユニークで、会場の空気を少しずつ確実に自分のものにされていった手腕がすばらしかったです。文句なしの１位でした！

セミナーに求めるものは人それぞれ

セミコンが毎年盛り上がり続ける要因の一つは「観客が審査員」という点だと思います。400名弱の観客全員に評価シートが配られ観客は10項目でセミナーを評価し点数をつけて提出します。その点数の合計とゲストコメンテーターの点数の集計で順位を出します。誰でも多面的に観察できる仕組みになっており、個人的な感情で票が偏るようなことが起こらないような工夫がなされています。

とはいえ、その中でも何を重要視するのか、ということは人それぞれ。なので今回は1位は思っていたとおりでしたが2位以下はまったく私が思っていた順位とは異なりました。毎回そうです。

この原因は私のセミナー原体験に由来します。20代で家業が倒産の危機にあった頃、個人的な貯金も資金繰りで使い果たし、なけなしの最後の10万円を握り締めて申し込んだセミナーがありました。それをきっかけとして業績をV字回復させた経験があるので、私がいいセミナーを選ぶ際に重要視する点は費用対効果を具体的にイメージできるかどうかなんですよね。

でもセミコングランプリのお客さんは必ずしもそんな人ばかりではないので、私が思う順位と実際の順位は異なり、そんな色んな価値観に触れられることがおもしろくて参加し続けているのかもしれません。

セミナーに求めるものは人それぞれ。講師が提供できるノウハウもそれぞれ。私は私が提供できるものを求めてくださる人に届けられるよう、来年以降も引き続き講師としても更に励んでいきたいと思いました(^^)。

まとめ

おかげさまで体調はもうすっかり回復しました！　残り少ない2015年を丁寧に過ごしていきたいです(^^)。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

代表取締役 ： （有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。

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