続・連続講座を活用する方法

公開日： 2015/04/10 : 最終更新日：2020/07/27 webとかSNSとか, リーダーとかチームとか, 展活＝展示会活用のはなし, 講師活動ノウハウ

おはようございます＾＾
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日のブログでは「連続講座を活用する方法」というタイトルで私が今まで受講してきた連続講座をきちんと活用するために何をしてきたかというテーマでまずは“宿題をちゃんとする”を挙げました。これ以外にも２つのポイントがあると思っているので書いていきますね。

きっかけは一つの質問

昨日も書きましたように私は2012年に「ウェブマスター講座」というBtoBビジネス向けのウェブサイトを構築する講座を受講していました。１講と２講のあいだの宿題で“展活”の原型となるビジネスモデルの構想ができ、２講～５講ではそれをいかに具体化するかを考えながらの受講となりました。２講と３講のあいだの宿題がたしか大まかなサイトマップを書いてくる、というもので私はもうアイディアがどんどん沸いている状態だったのでサイトマップにとどまらず実際にサイトの枠組みを作りはじめていました。

そんな中、確か３講あたりだったと思うのですが、講師の村上さんが「展示会見学会のツアコンできますか？」という質問をしてくださったんですね。これはどういうことかというと、村上さんが主宰されているe製造業の会という製造業でウェブを活用する経営者が集まる勉強会で、それまでの皆で待ち合わせをして展示会を見学する、という企画をされてたそうなんです。でもそれだとただ見るだけなので展示会を解説して案内できる人間がいたらおもしろい企画になるのではないか、ということでした。

その時点で展活の構想ができてから数週間。私は展示会のプロでもなんでもありませんでした。ただこれから展示会情報を発信することで情報が集まってくる仕組みを作り、マルワ什器をより質の高い仕事ができるようなチームにしていきたい、という計画が出来ただけの状態でした。ただ、もしe製造業の会で見学会に行くとしたらその年の10月の「関西機械要素技術展」だと。この質問を受けたのが２月。10月の見学会まで8ヶ月あったんですよね。そのとき私は思いました。「8ヶ月あったらなんとかなるんちゃう？」と（笑）。そう思ったので当時、展示会のプロでもなんでもない私は村上さんに「できます。」と言いました。

具体的な目標が定まったことによる加速

こうして10月に見学会のツアコンをすることが決まったのでサイトの制作も加速しました。なんせ10月には関西は大活躍されている経営者の面々を引き連れてインテックスを案内するわけです。母体となる展活のサイトがスカスカでは格好がつきません。なのでゴールから逆算してコンテンツを埋めていきました。

そして10月には晴れて「展示会見学ツアー＆活動事例報告会」が開催され大盛況の上、終了しました。何気ない質問に当時の自分は「できません」と言うこともできました。しかしこれがチャンスであることに気付き、「できます」と返事したことがサイト＝新ビジネスモデル構築を加速させ、またその後の展活にがっつりつながっていくのですが、長くなってきたので一旦締めます。
月曜日にまた続きを書きますね(^^)。

今日もお読みいただきありがとうございます！

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大島節子

代表取締役：（有）マルワ什器

1975年　大阪市生まれ。　1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。現在、什器レンタル屋二代目社長として、また2012年からは展示会活用アドバイザーとしても活動中。